" 車の査定~外観部のチェックポイント

外観部ではボディー、塗装、足回りがチェックされる

車買取の時の査定士による査定は、基本的に財団法人日本自動車査定協会が定める基準に基づいて行われます。

独自の査定シートのある買取店もありますが、それも協会の基準をベースにしているといわれています。

査定はまず外観のチェックから行われることが普通ですが、どんな点がマイナスポイント、あるいはプラスポイントになるのかをまとめてみました。


ボディーの傷のチェック

中古車は同じ年式で同じ型式の車であっても同じ値段になるということはありません。

オーナーの利用の状況によって1台1台すべて査定価額は違ってきます。

特に車の外観部は、オーナーの普段の取扱いによって大きく異なって来る部分です。

査定の様子を見ていると、査定士は腰を落としてボディーに高さに視線を合わせ、光の反射具合を調整しながらチェックをします。

線状の傷ではなく、直径が10cm以上の広範囲に異なる色が確認されると、その部分は修理が行われたことが解ります。

このように、塗装部をチェックすることで、修理歴の判断材料にもなります。

雨の日や雨上がりはボディーがぬれていて傷を見つけにくくなるということもあるようです。

ボディのキズの場合は、簡単に消せるものとそうでないものとで査定額への影響が違ってきます。

但し、最近ではボディのキズを修理することなく販売に回すケースも多くなっており、余り気にする必要も無くなってきました。


足回りのチェック

また、車査定時には、足回りのチェックも重要となります。

特に、車高の低いスポーツカーやオフロードタイプの車には、入念なチェックが入ります。

エアロパーツなどが付いていると、見た様子では問題が無くても、少しの段差でも衝撃を受けていることが多く、強度が落ちている可能性が充分にあるからです。

逆に、オフロードタイプは、悪路を走行している確率が高く、車底部や足回りに損傷を受けている可能性が高くなります。

そして塗装部は、ボディーのキズのチェックと同様に目線を落として、光の反射具合によって色が変わるかを確認します。


外観のきれい、汚いは査定で加点、減点になるのか?

ネットを見ると、「査定前には洗車・ワックスがけをしてできるだけ車をきれいにした方がいい」というコメントと「洗車してもプラス査定にはならないからしない方がよい」という真っ向から食い違うコメントがあります。

車のキレイ、汚いは本当に査定額に関係のないものなのでしょうか。

車買取業界の方や査定マン経験者の方などの話を総合すると、大体は次のようなことのようです。

まず、査定シートでは車がきれいか汚いかはチェック項目になっていませんので、機械的にいえば洗車していようがワックスが消されていようがそのことだけではプラス査定になることはありません。

ただし、車が汚い場合には何があるかわからないという警戒心を呼び、査定の見落としがあってはいけないと入念なチェックが行われることになる傾向があるといいいます。

逆にキレイな車の場合は、入念に観察するまでもなくキレイなので警戒心が薄れるといいます。

小さなキズを思わず見落としてくれる場合もあるかも知れません。

また微妙な判断の時に、キレイにしてあって好感の持てる車であれば、汚い車と比べてひいき目の点数を付けてくれるかもしれません。

要するにポイントは、査定するのは機械でなく人間だということで、車をキレイにしても査定に関しては意味がないというのは言い過ぎだということになりますね。


コーティングでプラス査定になるって本当か?

コーティング業者のみならず新車ディーラーでも「コーティングすれば査定額が○万円、○○万円違う」というセールストークをする場合があるようです。

でも査定のプロの方々は口をそろえて、「新車の時にコーティングした」「○年前にコーティングした」というだけでは査定アップにならないし、考慮の対象にすらならないといいます。

なぜかというと、中古車を商品化するときには「ミガキ」というボディーの再生を行うのですが、その際にコーティングも落としてしまうので、コーティングしていても意味がないからです。

プロの目から見れば、高いお金をかけてコーティングするよりも普段のまめなケアの方が車の価値を保つことになるということになります。


まとめ

車の査定では、外観部のチェックとしてボディーの塗装の傷や凹み、足回りのチェックが行われます。

車をキレイにしておいても汚くしていても査定には影響がないといいますが、人間の行う査定ですからキレイな車の方が微妙な判断の時などに有利になることはあるでしょう。

高価なコーティングがしてあれば査定額が違うという話もありますが、実際にはコーティングしてあるだけで定額がアップすることは全くないといっていいでしょう。

車にとっては日頃のケアの方が大切だということです。

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