" 車の査定~塗装部のチェック

塗装の修理はどんなにできばえが良くても査定マンに見破られる

車買取時の査定では、塗装のチェックも入念に行われます。

通常塗装部のチェック方法は、外観に起きたキズなどと同様に目線を落として光の反射具合によって、色の変化を見極めるといいます。

はじめは少し離れた位置から、車全体の塗装具合をチェックし、

その後、少しでも光の反射の具合が他の場所と異なれば、その部分を集中的にチェックして見るということになります。


キズや凹みのチェック

塗装部のキズでも引っかきキズ程度であれば、自動車用品販売店に売っているような塗装ペンを使って、素人でも修理が可能です。

でもガードレールに接触したり電信柱にこすったりした大きなキズは、素人での修理は不可能であり、修理工場で直してもらうことになります。

また事故でドアを破損した場合などは、凹んだ部分を修理すると同時に、修理箇所の塗装もやり直すことになります。

こうした大きな修理を行った箇所は、素人ではわからないようなきれいな修理でも。査定のプロの手にかかればほぼ100パーセント発見されてしまいます。


塗装部の修復は困難

因みに、最近の自動車のボディカラーは複雑であり、何層にも重ね塗りがされてることから、塗装部の修復は困難を極めています。

また色設定も複雑であり、自動車メーカが作り出すものと同じ色を作り出すのは、容易なことではありません。

その上に、購入してから年数が過ぎることで、ボディカラーも経年変化を起こしています。

ボディの日焼けや風雪に晒されていることで、購入時の色と微妙に異なった色を作り出すことは、プロでも容易ではありません。

特に、屋根付きガレージを設けないで、屋外に放置している車であったり、普段からワックス掛けを行っていない車は、経年劣化も激しくなっています。

このような車になると違和感のないような塗装の修理は一層難しくなるようです。


どんなにキレイに直した塗装でも査定士には修理だとわかるのか?

塗装の世界にもとても腕のいいプロフェッショナルがいて、査定のプロでもちょっとやそっとではわからないような修理をすることができるそうです。

そのような完璧な塗装修理でも査定のプロであれば見破ってしまうのでしょうか。

フジテレビ系列のバラエティー番組『ほこ×たて』で、「絶対新車と見分けのつかない塗装をする板金職人 VS 絶対見極める中古車買取の査定人」の対決が実現したことがありました。

塗装を行うのは、塗装技術者の技術競技会「ベストペインターコンテス」の世界大会に日本代表として出場を決めた塗装職人、査定を行うのはその道20年の車買取店ガリバーの査定マンという対決でした。

番組を見た方も居られるかも知れませんが、4台の車から新車でない再塗装車1台を特定するという勝負で、結果は査定マンの勝ち。

勝因は「再塗装した車は市販の新車よりも塗装のキメが細かかったから」というのですから凄いですね。

新車より塗装がキレイすぎてわかってしまったわけです。

並みのプロの塗装だったらもっと簡単にわかってしまうということになります。


修復歴に関する修理だったら申告した方が良い

上で紹介した例は、素人では完璧だと思えるような塗装の修理でも査定のプロには簡単にわかってしまうということを示しています。

ですから修復歴に該当する修理(車のフレームなどに損害の修理)は、下手に隠そうとせず自分から申告した方がよいということになります。

車買取の契約書には「隠れたる瑕疵がある場合は減額する」との記述があり、当座はバレなくても再査定で修復歴が判明する可能性が大きいからです。

もちろん修復歴に該当しない通常の事故や修理は進んで申告することもないですが、車の査定に大きく影響する修復歴の修理は隠してもわかってしまうと考えるべきでしょう。


まとめ

車の査定ではボディーの塗装の状態も入念にチェックされます。

塗装が修理されている場合は、それがどんなに完璧と思えるできばえでも査定のプロには修理だとわかってしまうと考えるべきでしょう。

中でも修復歴に該当するような修理があった場合は、黙っていて査定マンの心証を悪くする前に自分から申告した方が賢明だと思います。

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