" 車の査定~エンジンルームのチェック

エンジンなどのほかに修復歴もチェックされる

車買取時の査定の中で、最も重要なのはエンジンなどの機械性能部分といえるかも知れません。

エンジンルーム内はまさに車の心臓部分ですので、エンジン音だけでなく各装置の状態が詳しくチェックを受けることになります。

また知っておきたいのは、車両の前の方の大きな修理があれば、エンジンルーム内のコアサポートや接合部分で部品交換による修理跡ががチェックできることです。

エンジンルームをチェックする時、エンジン本体などだけでなく修復歴の有無もしっかりと調べられることになります。


車台番号、ネームプレートの確認

査定士は、エンジンルームをあけるとまず車台番号とネームプレートを見ます。

打刻された車台番号が車検証の車台番号と一致しているかが確認されます。

各メーカーにより表記方法は違いますが、ネームプレートには様々な情報が記載されています。

車台番号、型式、モデルコード、カラーコード、エンジン型式、排気量などがこのネームプレートでチェックされることになります。


エンジン・各装置の点検と消耗部品の交換のチェック

次に、エンジン本体とエンジンルーム内の各装置が正常に機能しているか、オイルもれ、ガスもれなどがないかがチェックされます。

具体的には、エンジンルーム内の汚れ具合、エンジンオイルや冷却水の量や汚れ、ミッションのオイルもれ、サスペンション関係のオイルもれ、ブレーキ系統のオイルもれ、バッテリの液量などが点検されます。

エンジン関係の消耗部品については、耐久年数も概ね決められており、交換のタイミングも一定の基準が設けられています。

何度かユーザーが変わった中古車の場合だと、タイミングベルトやブレーキパッドなどの消耗部品がどのタイミグで交換されたのか不明になる場合もあります。

そのような場合は、新車の部品と比較をしてその消耗の度合いを判断することになります。

また、消耗部品の交換タイミングは、使用年数もしくは走行距離で標準的な交換時期が示されていますが、ユーザーの車の使用頻度や使用状況によって異なるため、実際には1台1台ごとの実車の状況によって査定士の判断に委ねられることになります。


装備機器のチェック

エアコン関係は重要なチェックポイントの一つになっているようです。

エンジンルームにあるコンプレッサ、エバポレータ、コンデンサ等がチェックされます。

パワーステアリング関係では、油圧ポンプの油漏れ、ギヤボックスへの油圧パイプの接続状況、実際の動作の状況が点検されます。

どういう事情なのかはわかりませんが、稀にエアコンのコンプレッサが取り外ずされている例もあるそうですよ。

機械関係と同様に電気系統のチェックも行われます。

最近の車は、電子部品の固まりといっても過言ではなく、査定時の点検では各種電気系統のスイッチを入れて、作動状況の確認を行います。

パワーウインドウやコンポキッドなど車に取り付けられているスイッチの数は大変な数になりますが、1つ1つ作動させて、振動や雑音が生じていないかなどが確認されます。


内部周壁パネルの確認による修復歴のチェック

事故などで車両の前部を修理する場合は部品交換による修理が多いそうで、取り付けボルトやパネル接合部の状態が細かくチェックされます。

査定額に大きく影響する「修復歴」の有無を確実に見分けるのが査定士の最も重要な仕事だということで、ボンネット、フロントフェンダ等の交換跡などが特に念入りなチェックを受けます。

事故などで修復歴があり、素人目にはキレイに直っているので申告しなければわからないだろうと思っていても、プロの眼はごまかせません。

部品交換による修理などは、査定士が一目見るだけですぐにわかってしまうといいます。

修復歴の見落としは査定士にとって大変な不名誉なことになりますし、会社にも損害を与えることにもなります。

それだけに査定マンはこの点だけは例外なく入念にチェックするようですよ。


まとめ

こうして一つ一つ書いて見るとエンジンルームにはたくさんのチェック箇所があるように見えますが、査定のプロにとっては慣れた手順であっという間に終わってしまうでしょう。

かなりの車好きであれば別ですが、エンジンルーム内のことは特に素人にはわかりにくい部分です。

昔であればキャブレーターのエアフィルターの交換なども自分でやったりしたものですが、今では電子化されているので手が出せません。

やれることといえば、少なくとも査定マンに見てもらう前にエンジンルーム内をきれいにしておくことぐらいでしょうか。

<最近の投稿>
人気車なら査定・買取は強気で臨む ~ 愛車が売れ筋の人気車なのかどうかを知る
外車の買取はやはり外車専門店がベスト ~ 外車専門店、外車OKの買取店を探せ
事故車でも査定・買取を行う専門業者がある ~ 事故で壊れた車が海外で再生されてよみがえる
修復歴に該当する修理なのかどうかがポイント ~ 「事故に遭った車」が皆「修復歴車」になる訳ではない
車のオンライン査定を使わない手はない ~ オンライン査定で概算相場額を知ることができる
車の査定~内装のチェック ~ シート部分の汚れやキズ、車内の臭いなどがチェックされる
車の査定~エンジンルームのチェック ~ エンジン本体、各装置などのほかに修復歴もチェックされる
車の査定~塗装部のチェック ~ 塗装の修理は必ず見破られる
車の査定~外観部のチェックポイント ~ 外観部ではボディー、塗装、足回りがチェックされる
中古車販売店が車買取へ本格参入する訳 ~ 車買取専門店に対する中古車販売店の逆襲
車買取専門店をどう利用すればいいのか ~ 車買取店巡りと一括査定の二つの方法がある
車買取専門店の無整備車の販売 ~ 中間の整備費用も省略して更に価格競争力を高める
車買取専門店の新しい販売戦略 ~ 車買取と中古車販売を合体させて中間コストを省略


<当サイトのメニュー>
ホーム所有者が誰なのかを確認ローン残のまま所有権解除売却では高額査定を目指せ
残価設定型ローン残価設定型の注意点残価設定型ローンの車を売却車のローンとカードローン
上乗せローンの注意点残価設定型のデメリット査定額が残債に届かないローンの引継ぎ

  知らなきゃ損!  車のローン、売却の耳よりな情報


このページの先頭へ